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日本の大地で培われて来た日本人の感性を原点とするデザイン創造集団


by j-sense
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稚内の魚自然乾燥「納屋」

この力強い原風景。建築造形の原点です。

強い季節風が吹く最北端の町、稚内は棒鱈の全国一の産地!旨い干物は、鮮度が身上
北海道沖の子持ち真鱈がもっとも美味しくなる12月〜3月ころ、 稚内の棒鱈作りの最盛期です。

稚内の港に真鱈が揚がると、すぐに自社工場に直送。
10kg以上、時には18kgの超大物も揚がることもあります。 達人の切子さん達が、刃渡り30cmもある大鱈包丁で おろしていきます。
頭でっかちの大口「たらふく食べる」の語源になるくらいの大くらい。
身だけになった真鱈を、乾燥室である程度乾かしてから、 常温の室内に吊って水分を抜く。
そのまま干したのでは、凍って肉がスポンジ状になり味を損ねます。

吹きさらしの納屋に上げてひと月寒風に干す。
カチカチを納屋から下ろして井桁に組んで、戸外の天然冷蔵庫に もうふた月寝かせる。
3か月かかって、10kgの鱈がたった1kgの棒鱈に仕上がります、
「自然の風は、仕上がりの色つやがまったく違う。 こればかりは、人間の力ではどうすることもできません。」

最北端のからっ風が棒鱈を磨き上げました。
稚内市富士見地区の加工場でタラに引き続き「カスベ」の乾燥作業がはじまりました。
海からの冷たい風が吹き出す今頃から魚干しが行われます。

木材で組んだ納屋と呼ばれる「サキリ」に掛ける作業がこれから繰り返されます。
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by j-sense | 2008-04-05 22:35 | 手法❹原風景を伝える